※この作品には、軽度の性的表現があります。 |
フォールイントゥ・マイ・インフェルノ |
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= 黒 = |
こうして君を確かめずにはいられない 君の瞳が私を映していないと不安なのだ 月は君を呼ぶように明るく照らすから 私の手の届かないところに行ってしまうのが恐ろしい 私は、ただ、 抱きしめてどこにも行かないと言って微笑んで 私を愛して――あかね ”そのひとみをえぐってしまえばきみはわたしだけをみてくれる?” そうしたら友雅さんはずっと傍にいてくれるでしょう 私を置いてどこかへ行ってしまったりしないでしょう だから私は何も言わないの そうして焦れて不安がってもっと私を求めて 私のことだけ考えていて |
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この世の果て / 綿貫 様 |